鼠径ヘルニアの手術後の仕事復帰の時期と注意点を解説！

大阪・梅田の鼠径ヘルニア専門クリニック「大阪日帰り外科そけいヘルニアクリニック」です。
当院では、腹腔鏡を用いた日帰り手術で鼠径ヘルニアを治療しています。

この記事では、「鼠径ヘルニアの手術後の仕事復帰の時期と注意点」についてご紹介します。

日帰り手術と入院手術による治療期間の違い

鼠径ヘルニアの手術後の仕事復帰を考える際、まず押さえておきたいのは、日帰り手術か入院手術かによって治療期間が異なる点です。

近年、急速に普及している日帰り手術では、手術当日に帰宅が可能で、治療期間は手術当日のみです。一方、入院手術を選択した場合は、病院やクリニックの方針にもよりますが、一般的には数日から1週間程度の入院が必要となります。

このように、日帰り手術か入院手術かによって、仕事復帰の時期が大きく異なるため、事前に理解しておくことが重要です。

日帰り手術後の仕事復帰の目安

次に、日帰り手術を受けた場合の仕事復帰の時期についてご紹介します。

パソコン作業などデスクワークの場合、手術翌日から翌々日に再開が可能です。ただし、手術後に痛みが強く出る場合もあるため、余裕を持ったスケジュールで復帰することをおすすめします。

長時間の立ち仕事や外作業の場合、手術後数日から1週間前後での復帰が目安となります。

一方、重い物を持つなど腹圧がかかりやすい高負荷の仕事では、手術後3〜4週間程度が目安です。身体に負荷の大きい仕事を早期に再開すると、合併症のリスクが高まる可能性があるため、十分な注意が必要です。

仕事復帰の時期は仕事内容によって異なりますので、主治医と相談の上、適切なタイミングで復帰することをおすすめします。

仕事復帰後の注意点

鼠径ヘルニアの治療で使用するメッシュは、手術後約2週間から1ヶ月で体内に固定されます。

この期間中に腹筋運動や重い物を持つ行為など、強い負荷をかけると再発や慢性疼痛のリスクが高まる可能性があります。そのため、スポーツや筋力トレーニングなどは、少なくとも手術後2週間は控えることが重要です。

また、便秘時に強くいきむことも腹圧がかかるため、可能な限り避けることをおすすめします。

まとめ

この記事では、「鼠径ヘルニアの手術後の仕事復帰の時期と注意点」についてご紹介しました。
ご紹介した内容を以下にまとめます。

今回ご紹介した内容が、ご参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

鼠径ヘルニアは当院までご相談ください

大阪・梅田の鼠径ヘルニア専門クリニック「大阪日帰り外科そけいヘルニアクリニック」では、成人鼠径ヘルニアを内視鏡（腹腔鏡）による日帰り手術で治療しています。

2022年8月の開院以降、当院は多くの鼠径ヘルニアの患者さまの手術を行ってきました。直近の月間の手術件数は60件を超えています。
また、当院は、JR大阪駅から徒歩3分の好立地にあり、土曜・日曜・祝日も診療を行っているため、患者さまが通院しやすい環境です。

鼠径ヘルニアや鼠径部の症状でお悩みの方は、当院までご相談ください。