大阪日帰り外科そけいヘルニアクリニックの岩村宣亜(せんあ)です。
この度はホームページに足をお運び頂き、ありがとうございます。
私は、研修医時代に外科医を志すと同時に、内視鏡手術に出会いました。
5~10mm程度の小さな傷で行い、高性能なカメラを用いて正確かつ精緻な手術を行う内視鏡外科医に憧れ、それからというもの、内視鏡手術の名手達の背中を追い続けてきました。
幸い、国内でも有数の各分野の名医に師を仰ぐ機会を得て、様々な経験を積むことが出来たことに、感謝の念が絶えません。
手術が患者さまに及ぼす侵襲(=身体的ストレス)は、術式により様々です。
手術当日に退院できるような術式もあれば、移植手術のように術後一ヶ月の入院が必要な術式もあります。
内視鏡手術は小さな傷で行うことにより痛みが少なく、早期の社会復帰に適した術式です。
一方で、全身麻酔を必要とすることもあり、日帰りでの内視鏡手術は困難と考えられてきました。
しかし、内視鏡手術で比較的小さな手術を受けられた患者さまの中には、術後1~2時間の安静を経てすぐに病棟を歩き回られる光景は珍しくありません。
このような光景を日々見るに連れ、なぜ術後の入院がすべての患者さまにとって必要なのか疑問に思い始めました。
『日帰りできるだろうに、なぜ術後の入院が必要なのだろう?』
もちろん、例え負担の少ない術式でも、患者さまの状態や併存疾患などにより術後の経過観察が必要なケースは多々ありますが
すべての患者さまに入院を強いるのには違和感を覚えざるを得ませんでした。
現在、内視鏡手術を日帰りで受けられるクリニックは、日本でもごくわずかです。
しかしながら、忙しい現代を生きる患者さまに求められているシステムこそ、当クリニックが提供する日帰り内視鏡手術だと確信しております。
そんな中、私の経験を糧に少しでも多く患者さまのお役に立てることを、心より祈っております。
大阪日帰り外科そけいヘルニアクリニック岩村 宣亜(いわむら せんあ)