医師紹介

診療担当医師の基準

当院では、患者さまに質の高い診療を提供するため、診療を担当する医師について以下の基準を設けております。

鼠径ヘルニア診療に精通している

消化器外科診療に精通している

消化管や肝胆膵など多臓器の内視鏡手術を、能動的に、また指導的に行うことが出来る

外科専門医以上の専門医資格を持つ

岩村宣亜院長

ご挨拶

ご挨拶

当クリニックは、2022年8月の開院以来、鼠径ヘルニアに特化した日帰り手術専門施設として歩みを進めて参りました。

ひとつの疾患に特化した医療機関を運営することは、運営上の様々なリスクを高める一方で、多くの診療経験を積み重ね、それらを適切に患者さまに還元することが可能となります。専門診療の重要性に信念を持って取り組んできた結果、おかげさまでこれまでにご来院いただいた患者さまは国内外を問わず多岐にわたり、開院後の手術件数は2,000件に迫るまでとなりました。ご信頼を寄せてくださる皆さまに、心より感謝申し上げます。

鼠径ヘルニアとは、お腹の中の臓器や脂肪の一部が、鼠径部(足の付け根付近)から皮下に飛び出してくる病気です。特に中高年以降の男性に多く見られ、立ち上がったときやお腹に力を入れたときに「ぽこっ」とふくらみが出るのが特徴です。
放置すると例外なく徐々に悪化し、腸閉塞や絞扼(腸が締め付けられて壊死する状態)を引き起こして命に関わることもあります。このため、まずは早期に専門医による診断が望まれます。また、経過観察や投薬により治ることはなく、治療には手術が必要です。

手術では「メッシュ」と呼ばれる医療用の人工素材を体内に留置することで再発を防ぎますが、これは“異物”を体に入れる行為でもあります。この「メッシュ法」は、国内外のガイドラインに定められた標準治療である一方で、術後に再発や慢性疼痛といった合併症が起こった場合、患者さまの生活の質に長期間にわたり影響を及ぼす可能性があります。だからこそ、患者さま一人ひとりにとって適切な手術を提供することが求められます。

私自身、これまで培ってきた診療経験から、患者さまごとにヘルニアの病態や基礎疾患、社会背景が異なること、またそれに応じて最適な術式選択や周術期管理が患者さまごとに異なることを、身をもって実感して参りました。そのため当院では、手術の技術を磨くだけでなく、術前評価や術後ケアにも重点を置き、「ただ手術をする」だけではない、総合的な医療の提供を心がけています。
こうした一つひとつの積み重ねが、今日の診療の質を高め、明日の診療に繋がることは言うに及びません。

また、鼠径ヘルニアの認知度はいまだ高いとは言えず、多くの方が「自然に治るかもしれない」と放置してしまうケースも見受けられます。症状が進行すれば緊急手術が必要になることもあり、正しい知識と早期受診の重要性をもっと広く伝えていく必要があります。
さらに、外科医師の間でも、鼠径ヘルニア手術に対する技術差が存在するのが現状です。私自身、専門医の一人としてこれまで培ってきた経験と知識を活かしながら、今後も自身の技術を磨くのみならず、後進の指導や医療全体の技術向上にも貢献していきたいと考えております。

鼠径ヘルニアでお悩みの方、日帰り手術に不安を感じている方、他院での再発や術後の違和感に悩まれている方も、どうぞお気軽にご相談ください。ひとりでも多くの患者さまが安心して治療を受け、健やかな日常生活にお戻り頂けるよう、これからも日々精進して参ります。

令和7年4月

医療法人大阪日帰り外科そけいヘルニアクリニック

院長

いわむらせんあ岩村 宣亜

岩村宣亜医師

経歴

2004年3月

甲陽学院高等学校 卒業

2010年3月

大阪市立大学医学部医学科 卒業

2010年4月

大阪市立総合医療センター 初期研修医

2012年4月

田附興風会北野病院 外科後期研修医

2015年4月

神戸市立医療センター中央市民病院 外科医員

2017年4月

京都大学大学院医学研究科 肝胆膵移植外科

2022年8月

大阪日帰り外科そけいヘルニアクリニック
開院

資格・所属

資格

外科専門医

消化器外科専門医

消化器がん外科治療認定医

日本ヘルニア学会 鼠径部ヘルニア修得医

米国外科学会フェロー(FACS)

緩和ケア講習会修了

所属学会

日本外科学会

日本消化器外科学会

日本肝胆膵外科学会

日本内視鏡外科学会

米国外科学会(ACS)

日本ヘルニア学会

メディア掲載情報

ウメダFM BeHappy789『Dr.岩村の転ばぬ先の耳寄り情報』(〜2023年3月)

PR TIMES『鼠径ヘルニアの内視鏡(腹腔鏡)による日帰り手術が500件を達成|大阪日帰り外科そけいヘルニアクリニック』
(2023年8月29日)

PR TIMES『鼠径ヘルニアの内視鏡(腹腔鏡)による日帰り手術が1,000件を達成|大阪日帰り外科そけいヘルニアクリニック』
(2024年5月9日)

学会・論文発表・雑誌掲載

筆頭論文

Iwamura S, Iida T, Terashima H, et al. Hepatic resection for local recurrence after radiofrequency ablation therapy for colorectal liver metastases. Gan To Kagaku Ryoho. 2014;41:2062-4.

岩村宣亜, 金澤旭宣, 井上善景, 他. 経肛門的小腸脱出をきたした特発性直腸穿孔に対して腹腔鏡下手術を施行した 1 例. 日本内視鏡外科学会雑誌. 2016;21:587–91.

岩村宣亜, 橋田裕毅, 水本素子, 他. 妊娠32週目に発症した切迫早産を伴った急性虫垂炎に対して腹腔鏡下虫垂切除術を施行した1例. 日本内視鏡外科学会雑誌. 2017;22:539-44.

Iwamura S, Hashida H, Yoh T, et al. Laparoscopic appendectomy during the third trimester: Case presentation and literature review. Asian J Endosc Surg. 2018;11:413-16.

Iwamura S, Kaido T, Morita S , et al. Risk-benefit point of the Model for End-stage Liver Disease score in patients waiting for deceased-donor liver transplantation: A single-center experience. Hepatol Res. 2019;49:687-94.

Iwamura S, Kaido T, Wada A, et, al. Perioperative Oral β-Hydroxy-β-Methylbutyrate Supplementation Ameliorates Sarcopenia in Rats Undergoing Major Hepatectomy. J Nutr Sci Vitaminol. 2022;68:276-83.

共著

和文、英文多数

学会・研究会発表

Management of laparoscopic partial hepatectomy for cranial and dorsal lesions in our department. Society of American Gastrointestinal and Endoscopic Surgeons (SAGES) 2016.

Our strategy of pancreaticojejunostomy for reducing pancreatic fistura. Americas Hepato-Pancreato-Biliary Association (AHPBA) 2017.

Risk-benefit point of the Model for End-stage Liver Disease score in patients waiting for deceased-donor liver transplantation: A single-center experience. American College of Surgeons (ACS) 2018.

The impact of pretrasnplant nutritional treatment and rehabilitation for patients with pretransplant sarcopenia undergoing living donor liver transplantation: a prospective study. The European Society for Clinical Nutrition and Metabolism (ESPEN) 2019.

当院の治療方針と開院後の治療成績:大阪都心に位置する鼠径部ヘルニア日帰り手術専門クリニック。日本ヘルニア学会(ポスターセッション)2023.

鼠径ヘルニア日帰り手術クリニックの在り方と限界。日本ヘルニア学会(シンポジウム)2024.

大腸活脱型 de Novo症例に対する腹膜高位切開の有用性。第9回京都大学関連施設ヘルニア教育セミナー 2024.

その他、国内・国際学会多数

医学雑誌寄稿

鼠径ヘルニアの知識と対応〜一般診療から高齢患者まで. 臨床老年看護 vol.30 no.5, 2023.

医師紹介

Coming Soon…

informationクリニック案内

大阪日帰り外科
そけいヘルニアクリニック

〒530-0001大阪市北区梅田1丁目13番1号

大阪梅田ツインタワーズ・サウス13階

アクセス詳細ページへ
06-4797-7018

診療時間

大阪日帰り外科そけいヘルニアクリニックの診療時間
大阪日帰り外科そけいヘルニアクリニックの診療時間

決済方法

現金・クレジットカード

reservation・contactご予約・お問い合わせ

当院のご予約は、電話、Web予約から可能です。またLINEによる無料相談も受け付けております。
鼠径ヘルニアや鼠径部の症状でお悩みの方は、当院までご相談ください。

06-4797-7018
       

受付時間 08:30~12:00/12:00~17:00
休診日:水曜

お電話でのご予約は、診療時間内にお願いいたします。

ボタンを押すとWeb予約フォームへ移動します。初診または再診をお選びいただき、画面の案内に沿ってご予約ください。

ボタンを押すと、QRコードが出てきますのでLINEのバーコードリーダーにて読み取り「友だち追加」をしてください。
LINE無料相談 WEB予約
電話アイコン 電話予約
カレンダーアイコン WEB予約
LINEアイコン LINEで無料相談