鼠径ヘルニア(脱腸)の手術後の運転について
大阪・梅田の鼠径ヘルニア専門クリニック「大阪日帰り外科そけいヘルニアクリニック」です。
当クリニックでは日々、鼠径ヘルニアに特化した診療、ならびに内視鏡(腹腔鏡)による日帰り手術を行っています。
この記事では、「鼠径ヘルニア(脱腸)の手術後の運転について」についてご紹介します。
鼠径ヘルニア(脱腸)とは
鼠径ヘルニアは、太ももの付け根(鼠径部)の筋肉に穴が開き、鼠径部の膨らみを認めるとともに、腸をはじめとした臓器が外に飛び出す病態を指します。一般的に、脱腸とも呼ばれる病気です。
鼠径ヘルニアは小児によく見られる病気ですが、成人、特に40代以上の男性にも頻繁に発症します。研究報告によれば、男性の3人に1人が鼠径ヘルニアを生涯に一度発症するともされています。
典型的な症状は、鼠径部にピンポン球のような膨らみが現れることです。この膨らみは、立っている時や力を入れるときに大きくなり、横になるか力を抜くと膨らみが凹んだり消えたりします。
鼠径ヘルニアは自然治癒することはなく、治療には手術が必要です。鼠径ヘルニアの治療法となる手術には、主に「鼠径部切開法」と「内視鏡(腹腔鏡)手術」の2種類があります。
鼠径ヘルニアの手術後の運転
鼠径ヘルニアの手術後の車の運転についてですが、手術当日は運転を禁止させていただいております。
手術当日は麻酔の影響により、運転に必要な認知・判断・操作が難しくなります。手術当日の手術後の運転は事故の原因となりますので、絶対にお控えいただくようお願い致します。
手術当日のご帰宅については、公共交通機関をご利用いただくか、付き添いの方の運転等でご帰宅ください。
なお、手術翌日の運転について制限はありません。
ただし、手術翌日以降に痛みを訴える方もおられます。強い痛みがある場合は運転に支障が出る可能性があります。
そのような場合は、痛みの症状が軽減されるまで運転を控えるなど、適切な対応をお願いしております。
まとめ
この記事では、「鼠径ヘルニアと遺伝の関係性」についてご紹介しました。
鼠径ヘルニアの手術後の車の運転についてですが、手術当日は運転を禁止させていただいております。
手術当日は麻酔の影響により、運転に必要な認知・判断・操作が難しくなります。手術当日の手術後の運転は事故の原因となりますので、絶対にお控えいただくようお願い致します。
なお、手術翌日の運転について制限はありません。
ご紹介した内容が、ご参考になれば幸いです。
鼠径ヘルニアの治療は当クリニックを受診ください
JR大阪駅から徒歩3分の大阪日帰り外科そけいヘルニアクリニックでは、成人鼠径ヘルニアを治療しています。
当院は外科専門医・消化器外科専門医である院長、ならびに麻酔科専門医により、鼠径ヘルニアの内視鏡(腹腔鏡)による日帰り手術を行っております。
また、平日のご来院が難しい患者さまに向けて、土曜日・日曜日にも診療、手術を行っております。
鼠径部の膨らみ、痛みなどの症状でお悩みの方は、鼠径ヘルニアの可能性があります。
ぜひ一度、当院を受診ください。