当クリニックについて:診療内容 -受診を検討されている患者様へ-
大阪日帰り外科そけいヘルニアクリニックの岩村宣亜(せんあ)です。
現在は,開業を来年夏に控え,見えない明日と向き合う日々です。
新しいことに取り組むのは,ワクワクしますね。
開業に先駆けて、患者様、関係者様へのご挨拶
さて、まずはこの場をお借りして
当クリニックのHPに足をお運び頂いた患者様、
また関係者様に対して、厚く御礼を申し上げます。
今回は、当クリニックの診療概要について
お話しさせて頂ければと思います。
当クリニックの受診を検討されている患者様、
加えて、当クリニックに興味のある医療関係者様に
是非ご一読頂ければと存じます。
当院は日帰り内視鏡手術を専門とするクリニックです
私は外科医として十数年、
主に内視鏡手術 (腹腔鏡手術) を専門として参りました。
内視鏡手術とは,お腹に小さな穴を開けて行う手術で、
傷が小さく痛みが少ないため、早期の社会復帰が可能な術式です。
当クリニックでは、私の経験をもとに
『すべての患者様に、内視鏡手術をより身近に、より安全に』
受けて頂ける環境作りを目指しております。
クリニック名にある通り、
当クリニックは鼠径(そけい)ヘルニア(脱腸)の
日帰り内視鏡手術を提供するクリニックです。
クリニックのロゴマークは、内視鏡手術で用いる
『鉗子』と呼ばれる手術器具をモチーフとしています。
鼠径(そけい)ヘルニア(脱腸)とは?
鼠径(そけい)ヘルニア(脱腸)とは、
太ももの付け根にあたる「そけい部」から
お腹の内容物 (脂肪や腸など) が脱出する病態のことを示します。
片方の股の部分がポッコリと膨らんだ状態になり、
見た目にもあまり良くないのに加えて
放置しておくと、中から腸が飛び出してきて詰まってしまい、
元に戻らなくなるだけでなく
腸が腐ってしまうことで
緊急手術が必要になる場合があります。
これを「嵌頓 (かんとん)」と言い、未然に防ぐことが必要です。
薬では治せず、手術が必要になります。
安全・安心な日帰り手術を提供するために
当クリニックは、
この鼠径ヘルニアの日帰り内視鏡手術を
提供するクリニックです。
日本全国に、この鼠径ヘルニアの日帰り手術を受けられる
病院やクリニックは数多くありますが、
そのほとんどが『そけい部切開法』と言い
腰椎麻酔や局所麻酔を用いて
約4cmほどの切開をおいて手術を行います。
これに対し、当クリニックでは原則すべての患者様に
内視鏡手術(『TAPP法』をと言います)を提供致します。
この術式は、5mm程度の傷を3箇所開けて行う術式であり
全身麻酔のため術中に痛みを感じることはありません.
この術式自体は全国に普及しており、
安全に執り行われておりますが
そのほとんどが二日や三日、もしくはそれ以上の
入院期間を要するのが現状です。
当院では、これを日帰りで受けて頂くための
安全・安心な環境作りを目指します。
この内視鏡による日帰り手術、
実は欧米では既に広く普及しております。
ここ日本であまり普及してこなかったのには
保険収載の問題点を含め、いくつかの理由があります。
医学の進歩により、全身麻酔や内視鏡手術という特殊な環境でも
安全に日帰り手術を執り行える時代になりました。
当クリニックでは、スタッフ一同
患者様との一期一会を大切にし、
『当クリニックを選んでよかった』と心から思って頂けるような
そんなクリニック作りを目指します。
本日は以上です。
長文ご一読頂き、ありがとうございました。
大阪日帰り外科そけいヘルニアクリニック
岩村 宣亜
鼠径ヘルニアの治療は当院を受診ください
JR大阪駅から徒歩3分の大阪日帰り外科そけいヘルニアクリニックでは、鼠径ヘルニアを内視鏡(腹腔鏡)による日帰り手術で治療しています。
鼠径ヘルニアの症状があるなど、お困り・お悩みの方はぜひ当院を受診ください。