鼠径ヘルニアの手術後の注意点を期間ごとに解説!

大阪・梅田の鼠径ヘルニア専門クリニック「大阪日帰り外科そけいヘルニアクリニック」です。
当クリニックでは日々、鼠径ヘルニアに特化した診療、ならびに内視鏡(腹腔鏡)による日帰り手術を行っています。
この記事では、「鼠径ヘルニアの手術後の注意点」を期間ごとにご紹介します。
鼠径ヘルニアとは
まず初めに、鼠径ヘルニアとはどのような病気かについてご紹介します。
鼠径ヘルニアは、太ももの付け根(鼠径部)の筋肉に穴が開き、鼠径部の膨らみを認めるとともに、腸をはじめとした臓器が外に飛び出す病態を指します。一般的に、脱腸とも呼ばれる病気です。鼠径ヘルニアは小児によく見られる病気ですが、成人、特に40代以上の男性にも頻繁に発症します。
典型的な症状は、鼠径部にピンポン球のような膨らみが現れることです。この膨らみは、立っている時や力を入れるときに大きくなり、横になるか力を抜くと膨らみが凹んだり消えたりします。
鼠径ヘルニアは自然治癒することはなく、治療には手術が必要です。
ヘルニアバンドで穴を防ぐなどの対策がありますが、日常生活を送る中で適切に穴を防ぎ続けることは実質的に困難です。
治療は、主に「内視鏡(腹腔鏡)手術」と「鼠径部切開法」の2種類があります。
鼠径ヘルニアの手術後の注意点
ここからは、本記事のテーマである「鼠径ヘルニアの手術後の注意点」を期間ごとにご紹介します。
手術当日(手術帰宅後〜夜間)
帰宅後の食事制限は特にありません。お好きなものをお召し上がりいただけます。ただし、手術当日の夜はアルコールの摂取はお控えください。翌日の夜以降であれば、アルコールを再開していただくことも可能です。
手術当日の夜から入浴は可能ですが、長時間の入浴は出血の再発リスクがあります。シャワーを短時間で済ませていただき、浴槽への入浴は翌日以降にしてください。
手術直後の痛みがピークを迎えるのは、おおむね手術当日の夜間から翌日にかけてとなります。痛みが強い場合は、事前に処方された鎮痛剤を適宜ご使用いただくことをお勧めします。
手術翌日
手術翌日からは、デスクワークや軽い立ち仕事での職場復帰、またお車の運転も可能です。
鼠径ヘルニアの治療で使用するメッシュは、手術後約二週間から1ヶ月ほどで体内に固定されます。この期間中に腹筋運動などの強い負荷がかかると、再発や慢性疼痛などの合併症のリスクが高まる可能性があります。このため、負荷の高いスポーツや腹筋などのトレーニングは、手術後二週間程度はお控えください。同様に、日常生活で重いものを持つ行為や、便秘で強くいきむなども、可能な限り避けていただくことをお勧めします。
手術の際に中止した内服薬は、すべて翌朝以降に再開することが可能です。抗凝固薬や抗血小板薬など、血液をサラサラにするお薬も同様に、翌朝から再開していただけます。
手術から2, 3日目以降
長時間の立ち仕事などへの復帰は、手術後の2〜3日目以降を目安にしていただければと思います。
この頃には、多くの患者さまで手術後の痛みが軽減していることが一般的ですが、まだメッシュの固定は完全ではないため、負荷の高い仕事はできるだけ避けてください。
手術から1週間以降
この時期には、多くの患者さまで痛みはほぼ軽減し、体を動かす際の軽い痛みや違和感が残る程度となります。
手術後1週間程度が経過すれば、散歩やジョギングなどの軽い運動が可能となります。一方で、負荷の高いトレーニングやゴルフなどへの本格的な復帰は、2週間程度が目安となります。
手術から2週間以降
腹筋運動を含むトレーニングや、負荷の高いスポーツを徐々に再開していただけます。
また、性行為も腹筋に力がかかるため、再開は2週間後を目安にしていただくことをお勧めします。
手術から1ヶ月以降
手術後の症状は1ヶ月でほぼ消えることが多いです。この頃にはメッシュの固定が完了し、治癒が期待できます。
この時期になると、手術前と同じような日常生活を送ることが可能となります。
鼠径ヘルニアの治療は当クリニックを受診ください
この記事では、「鼠径ヘルニアの手術後の注意点」を期間毎にご紹介しました。
鼠径ヘルニアという病気は、自然治癒することはなく治療には手術が必要です。
JR大阪駅から徒歩3分の大阪日帰り外科そけいヘルニアクリニックでは、外科専門医・消化器外科専門医である院長、ならびに麻酔科専門医により、鼠径ヘルニアの内視鏡(腹腔鏡)による日帰り手術を行っております。
平日のご来院が難しい患者さまに向けて、土曜日・日曜日にも診療、手術も行っております。
鼠径部の膨らみ、痛みなどの症状でお悩みの方は、鼠径ヘルニアの可能性があります。
ぜひ一度、当クリニックを受診ください。